子どもが変わっていく瞬間〜9歳の挑戦〜


2024.7 M.Minako

5歳からピアノ始め、教本にそって楽しく弾くのが好きだった娘が、9歳になった3年生の春に、友だちの影響もあり「コンクールに挑戦してみたい!」と言いました。

そんなタイミングで、望月先生のお教室に通っていた生徒さんのお母様から、「望月先生なら、コンクール初挑戦でも、自信を持って舞台に立てるスキルを身につけさせてくれるよ!」と紹介を受けました。

私たちにとって短期レッスンというのは初めてだったので、娘が順応できるか不安もありましたが、そんな心配もすぐ解消されました。

 

初回のレッスンから、娘の演奏や表現力を褒めてくださり、娘もそれで自信がついたのか、リラックスしてレッスンを受けている様子でした。(レッスンをビデオで撮って復習のために見ていました)

 

コンクール曲を上手に演奏するために、必要なテクニックの基礎練を追加してくれたり、家でこんな練習をやってほしいというお手本動画を撮って送ってくださったり、、こんなに細部まで見てくださるの?と驚きと感謝の連続でした。

でもそのおかげで、目的がはっきりした練習を家でするようになってきました。娘が変わってきたなと、思う瞬間でした。

 

 

曲の場面や表現を深く考えて、音の出し方を一つ一つ教えてくださったことで、娘自身も「ここはどうしたらいいのかな?」と、自分から考えるようになりよく先生にも質問するようになりました。

レッスン内だけでは時間が足りないので、普段の練習の中で気づいたことを自分で動画に撮り、それを先生に送りフィードバックをもらう、ということをしてくださいました。

先生からもらったアドバイスを、自分なりに解釈して、忘れないように楽譜に書き込むという操作も、娘が進んでやっている姿を見て、望月先生にお願いしてよかったなぁと頃から思う瞬間でした。

また、初コンクールなので、本番当日のでのスケジューリングや、舞台上での所作、心得なども丁寧に教えてくださいました。

おかげさまで、娘は予選から全国大会まで、不安を残さず、堂々と舞台に立つことができました。

結果は、全国大会まで進み、審査員賞を頂きました。

初挑戦にしては、素晴らしい結果だったと、私たち家族は思いますが、「1位になりたいです。」と望月先生に宣言した娘としては、とても悔しかったようで、「またすぐに挑戦するから申し込んで。」と言い張るほどでした。結果に拘りたがる娘の気持ちも一つの成長、そしてそこまで一歩一歩やってこれた過程が娘の糧となっているのだと思います。

「大変だったけど、挑戦してよかった。望月先生とのレッスンは本当に楽しかった。」という娘の感想が、今もずっと心に残っています。

 

 

今、こう振り返って、率直な思いを綴っておりますが、弛まぬ努力の連続で成長できること、時間の使い方、親としてのサポートの仕方、、たくさんのことを教えていただいたなぁと、望月先生には、感謝の気持ちでいっぱいです。

娘の良さを伸ばし、成長のチャンスを最大限に活かしてくださりありがとうございました。

また、機会がありましたら、ぜひ短期レッスンをお願いしたい気持ちでいます。